痛みの原因となる病気

肩関節の痛みの原因となる病気

変形性肩関節症

変形性肩関節症とは、関節を覆う軟骨がする減ることで疼痛や変形を引き起こす病気です。

肩関節は、表面が軟骨で覆われていることでなめらかな動きが可能です。しかし、日常的に動かすことの多い関節のため、長年の使用、加齢、外傷などにより軟骨がすり減ってしまいます。軟骨がすり減り、骨同士がこすれ合うようになると、徐々に変形や疼痛などの症状が進行します。

関節リウマチ

関節リウマチは、関節包内部にある滑膜に炎症が起こる病気です。膠原病に含まれる病気のひとつであり、免疫の異常による自己免疫疾患の一種と考えられています。肩関節以外にも、指、手関節、肩、肘、股関節、足関節、脊髄などあらゆる関節で発症する恐れもあります。

初期症状としては関節炎に伴う腫れと痛みが挙げられますが、進行によって関節組織の破壊や変形を引き起こすため早期の治療が大切です。

腱板断裂

肩関節は安定性を確保するために、周囲の筋肉や腱で支えられています。その肩関節を支える腱板が、強い衝撃や負荷によって断裂してしまうのが腱板断裂です。症状として、肩関節の動きが悪くなる、夜間痛、力が入りにくくなるなどが挙げられます。

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