変形性肩関節症について
変形性肩関節症とは
変形性肩関節症とは、骨や軟骨の異常によって引き起こされる病気です。肩関節の滑らかな動きを可能にしている軟骨がすり減り、骨同士が直接こすれ合うことで、強い痛みや骨の変形を引き起こします。
変形性肩関節症はX線検査で診断が可能です。関節の痛みや変形が進行すると人工関節置換術などの手術療法が必要ですが、早期であれば理学療法によって治療や症状の緩和ができるため、肩に違和感がある場合はできるだけ早い段階で診察を受けましょう。
変形性肩関節症の原因
変形性肩関節症を引き起こす原因には以下のようなものが挙げられます。
- 折や脱臼などのケガ
- 加齢による骨や軟骨組織の劣化
- 血流の悪化やステロイド薬の多量投与による上腕骨頭壊死
- 腱板断裂による併発
- ホルモン異常