福岡県、宮崎県で再生医療を受けられる整形外科3選

再生医療を受けられる福岡県、宮崎県の整形外科3選

福岡県や宮崎県など九州地方の在住者で、関節痛を抱えている方もいるはずです。その中で「注射治療では一過性の効果しか見られない」「リハビリ治療に取り組んでいるが、症状が改善されない」という方は、再生医療を選択してはいかがでしょうか？　再生医療とは、自身の血液や細胞を原料として、組織や臓器の回復を促す治療法のこと。関節の痛み、違和感を改善、解消するのはもちろん、症状を悪化させないための予防治療としても期待されています。九州地方には再生医療を受けられる整形外科医院が多くありません。その中でも、本記事ではホームぺージ上で再生医療についての治療実績を確認できたり、動画を視聴できたりする福岡県や宮崎県の整形外科医院を紹介します。

※本記事は2025年6月時点の医院公式サイトを参照して作成しています。
診療時間と受付時間は異なります。詳細は各医院の公式サイトをご確認ください。

再生医療を受けられる福岡県、宮崎県の整形外科3選

1. 福岡整形外科病院

福岡整形外科病院は、10名を超える整形外科専門医が在籍する医院です。この中には、膝や肩、股関節などを専門領域とする医師もおり、これらの疾患については専門的な知識や知見にもとづいた診療を受けられます。また、プロサッカークラブのチームドクターを務める医師もいるため、スポーツ障害に対する適切な治療提案も期待できるでしょう。膝の軟骨損傷の際は自家培養軟骨移植術、膝関節の疾患のときはPRP療法による再生医療が可能です。ホームページ上の動画を視聴すれば、PRP療法についての理解も深められます。平日に限り、初診、再診ともに診療予約ができるため、待ち時間を短縮されたい方は電話で申し込むことをおすすめします。

福岡整形外科病院の基本情報

福岡ひざ関節症クリニックは、福岡市営地下鉄空港線「天神」駅からのアクセスが良好です。土曜日、日曜日も診療を受けられるため、平日を仕事や育児で慌ただしく過ごしている方も通いやすいでしょう。院内にあるMRIを通じて、精密検査が可能です。その検査結果と整形外科専門医の知識を組み合わせた治療提案を受けられます。初期の変形性膝関節症と診断された場合は、ヒアルロン酸注射で痛みを緩和。中期から末期と判断された際は、PRP-FD療法、もしくは培養幹細胞治療のどちらかの再生医療を受けることで、症状の改善を目指せます。診療を受けるためには予約が必須です。初めて通院される方は、電話、またはホームページ上のフォームから予約しましょう。

福岡ひざ関節症クリニックの基本情報

住所	福岡県福岡市中央区天神3-16-24　ハーツ天神7階
最寄り駅 最寄りバス停	・福岡市営地下鉄空港線「天神」駅より徒歩約2分 ・西鉄天神大牟田線「西鉄福岡（天神）」駅より徒歩約7分 ・西鉄バス「天神北」バス停下車より徒歩約1分 ・西鉄バス「天神三丁目」バス停下車より徒歩約2分
診療科目	整形外科
診療時間	9:00～18:00
休診日
駐車場
会計方法	現金、クレジットカード

＞＞福岡ひざ関節症クリニックの公式サイトはこちら

3. 橘病院

橘病院は、土曜日の午前、午後ともに診療を受けられる医院です。整形外科専門医を含む複数の医師が在籍。この中には、日本スポーツ協会公認スポーツドクターの資格所持者もおり、スポーツ障害と診断された場合は、月曜日、水・木・金・土曜日午前が診療日のスポーツ外来への紹介を受けられるでしょう。変形性膝関節症と判断された場合は、保存療法、再生医療、手術療法の中からひとつを検討することが可能です。再生医療を選んだ際は、PRP療法を通じて症状の改善を目指せます。PRP療法の治療実績（関節内投与）は2025年4月末の時点で324例でした。人工膝関節置換術を希望された際は、ロボティックアームという機械を用いることで、安全かつ正確な手術を受けられます。

橘病院の基本情報

住所	宮崎県都城市中町15-24
最寄りバス停	・高崎観光バス「ウエルネス交流」バス停下車より徒歩約3分 ・高崎観光バス、宮崎交通バス「中央通六丁目」バス停下車より徒歩約4分 ・宮崎交通バス「市立図書館前」バス停下車より徒歩約4分
診療科目	整形外科、リハビリテーション科、内科、外科
診療時間	9:00～13:00 14:00～18:00
休診日	木曜日午後、日曜日、祝日
駐車場	有
会計方法	現金

＞＞橘病院の公式サイトはこちら

福岡県、宮崎県で再生医療を受けられる整形外科を選ぶための4つのポイント

九州において福岡県は北部に、宮崎県は南東部にある県です。両県には福岡市や宮崎市を代表とするコンパクトシティが点在。行政機関、医療機関、商業施設などの都市機能がまとまっているため、生活しやすくなっています。

福岡県、宮崎県は子育て支援に力を入れていることも特徴です。福岡県では、私立高校に入学する子どもがいる場合、一定要件を満たしていると、返済不要の支援金を受け取れます。また、一部の市町村では一定条件をクリアしていれば、移住、定住するために中古住宅を購入したり、新築住宅を建てるために住宅を解体したりする場合の費用に対して、補助を受けられます。

宮崎県でも、一部の市町村では2名以上の世帯が移住した場合、100万円を受け取れます。さらに、18歳未満の子どもがいる世帯は、その一人当たり最大100万円の追加補助も受けられます。こうした点から、福岡県、宮崎県は移住を検討されるファミリー世帯にとって魅力的な地域と言えるでしょう。

そんな福岡県、宮崎県で再生医療を希望されている方に向けて、自身に合った整形外科医院を選ぶための4つのポイントを紹介します。

再生医療について説明を受けられる

近年、スタートしたばかりの治療法のため、再生医療について知らない方も多いはずです。その場合は、再生医療についての説明動画を用意する整形外科医院を選び、知識を身につけると良いでしょう。福岡整形外科病院は、ホームページ上にPRP療法について案内している動画があります。

日曜日に通える

「仕事の繁忙期だから、平日に通院できる時間がない」という方は、日曜日や祝日も診療日としている整形外科医院がおすすめです。福岡ひざ関節症クリニックは、土曜日だけでなく日曜日も診療を行っています。休日の通院を希望されている方は、ここを選ぶのもひとつの手です。

診療予約を申し込める

整形外科医院は、患者さまの症状、状態を見極めるために、医師がしっかりと診療を行っているため、待ち時間が長くなることも少なくありません。「次の予定を立てやすいよう、待機時間を短くしたい」という場合は、診療予約を申し込める医院を選びましょう。福岡整形外科病院は平日のみ、福岡ひざ関節症クリニックはあらゆる診療日に予約ができます。

手術も受けられる

重度の関節痛だった場合、再生医療では効果を期待できないケースがあります。その場合、手術療法によって症状の改善を目指すことになります。橘病院では再生医療も手術療法も受けられるため、関節痛が重症化している方は選択肢のひとつになるでしょう。

再生医療は、膝痛の解消を期待できます

膝の痛みを改善、解消するための治療法は、保存療法や手術療法だけではありません。昨今、再生医療という新たな選択肢も加わっています。再生医療は医師からも評価されているため、この治療を受けられる医療機関も増えてきました。再生医療で効果を期待できる膝関節の疾患として、変形性膝関節症をはじめ、軽度の半月板損傷や軟骨損傷などが挙げられます。しかし、必ず適応する、症状が改善するとは限らないため、医療機関にいる医師にしっかりと相談したうえで、治療を受けることをおすすめします。こちらの記事では、膝の痛みに対する再生医療の種類をはじめ、メリット・デメリットなどについて詳しく説明しています。

【医師監修】膝疾患に対する再生医療とは？適応やメリット・デメリットを解説

手術を避けたいなら、再生医療の検討を

近年、関節痛に対して再生医療という新たな治療法を受けられるようになりました。この治療法は、「服用やリハビリ治療で効果を得られないが、身体にメスを入れる手術に踏み切れない」という方におすすめされています。また、重症化を抑えるための予防治療としても、提案されるようになってきました。再生医療には自身の細胞を培養する幹細胞治療と、血液を原料とするPRP療法やPFC-FD™療法などがあります。いずれも効力や治療費が異なるため、治療を受ける前にしっかりと医師から説明を聞いてから選択すると良いでしょう。

膝関節の痛みに対する再生医療に関しては、こちらをご覧ください。