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【徹底解説】整形外科クリニックのInstagram(インスタ)アカウント活用事例5選

開業医にとって、地域の競合クリニックとの差別化と効率的な集患は喫緊の経営課題です。そうした中で患者側の情報収集源がInstagram(インスタ)など、SNSへとシフトしているのが現状です。整形外科領域のリハビリや治療法は視覚的訴求とInstagramとの相性は良く、若年層を開拓する重要なマーケティングチャネルとなっています。

本記事では、インスタアカウントを戦略的に活用し、集患とブランディングに成功している具体的な事例5選を徹底解説します。

目次

この記事でわかること

整形外科クリニックがインスタ活用に取り組む背景

整形外科クリニックがInstagram(インスタ)をはじめとするSNS活用に注力する背景には、患者層の変化と、情報収集行動のシフトが深く関わっています。インスタは単なる写真共有アプリではなく、信頼できる医療機関を探すための重要な検索エンジンへと進化しています。

若年層ユーザーの整形診療ニーズの顕在化

かつて整形外科の患者層は高齢者がメインでしたが、近年、若年層のニーズが顕在化し、増加傾向にあります。これはスポーツ活動の増加、姿勢の問題、また早期発見・治療の意識向上によるものです。

日本脊椎外科学会の論文によると、19歳未満の患者さまに対する側弯症手術件数は、2014年の1,282件から2021年には1,850件に増加しました。また、佐賀県の百武整形外科病院が公表したデータによると、令和4年4月から令和5年3月までの1年間に、入院・手術等をして退院した患者さまの約4割が若年層でした。スポーツ外傷などで若年層の来院が年々増加傾向にあるようです。

このように、さまざまな調査データから若年層の整形診療ニーズが増えている背景が明らかになっています。インスタは、この情報感度の高い若年層にダイレクトにアプローチできる最適なプラットフォームと言えるでしょう。

【参照データ】Japan's Nationwide Trend in Scoliosis Surgery from 2014 to 2022; from a Country with a Declining Underage Population
病院公表 | 当院について | 百武整形外科病院

シニア層へのスマホシフトと情報検索の動画化

スマートフォンとインターネットの普及はシニア層にも深く浸透しており、彼らもまた、テレビや新聞だけでなくネットを通じて医療情報を探しています。Instagramのリール機能などのショート動画は、文字を読むのが苦手な方や、動作の確認が必要なリハビリ、ストレッチの方法を手軽に知りたいシニア層にとって有益です。結果として、整形外科のターゲット層全体がSNSの視聴圏内に入りつつあります。

保存されやすいストレッチ解説との高い相性

Instagramの特徴のひとつが、ユーザーが気に入った投稿を「保存」してあとで見返せるという機能です。整形外科が発信する「腰痛予防のためのストレッチ」「肩こり解消のための体操」といったハウツーコンテンツは、保存されやすい傾向にあります。この「保存」行動は、クリニック側から見ると、ユーザーがその情報を「価値あるもの」と認め、継続的に利用する可能性が高いことを示しており、潜在患者との接点維持に大きく貢献します。

Instagramが整形外科クリニックのPRに向いている理由

Instagramは、機能とユーザーの利用動向の両面から、整形外科クリニックのPR戦略において非常に強力なツールです。ここでは、Instagramが整形外科クリニックのPRに向いている理由を3つご紹介します。

理由①視覚的な安心感と共感の醸成

画像や動画をメインとするInstagramは、クリニックの雰囲気や清潔感、スタッフの表情など、視覚的な安心感を効果的に伝えることができます。文字だけでは伝わりにくい「親しみやすさ」や「優しさ」といった感情的な要素を、投稿を通じて表現します。また、患者さまの体験談や治療に対する想いを共有する投稿は、視聴ユーザーの共感を呼び、信頼関係を築く第一歩となります。

理由②検索・保存機能が患者さまの情報収集を支援

Instagramは、従来のSNS機能に加え、検索エンジンとしての役割も果たしています。アメリカで行われた消費者行動指数調査によると、18–24歳がローカルビジネスを探すときにInstagramを使うという報告があり、67%がInstagramを好んで利用するというデータがあります。つまり、GoogleではなくInstagramを「検索ツール」として使う若年層が明確に存在するのです。

Instagramに実装されている次のような機能は、若いユーザーの検索ニーズにマッチしており、認知度向上や集患を目的としてコンテンツ発信をすることで、見つけてもらいやすくなります。

ハッシュタグ検索ユーザーは「#膝の痛み」「#整形外科リハビリ」といった具体的なハッシュタグで、症状や治療法に関する情報を探す
位置情報検索「#地名 + クリニック」で近隣の医療機関を視覚的に確認できる
保存機能ユーザーは自分の症状に合ったストレッチや体操の「リール」を保存し、日常生活で繰り返し視聴する

【参照データ】18-24 year-olds prefer Instagram to search for local businesses online - FashionNetwork China

理由③ストーリーズやリールで親近感を演出

Instagramのストーリーズやリール機能は、短時間で消費される動画コンテンツであり、クリニックの「日常」や「裏側」を見せるのに最適です。

ストーリーズ医師のQ&A、医師やスタッフが参加した院内イベントやセミナーレポート、当日の診療時間変更など、リアルタイム性の高い情報を発信することで、親近感と緊急性の高い情報を届けられる
リール流行りの音楽や編集を取り入れたリハビリ指導動画や、スタッフのコミカルな日常を垣間見せることで、クリニックの人柄をアピールし、心理的なハードルを下げる

Instagram運用における注意点とリスクマネジメント

Instagramは集患に有効なツールですが、医療機関として運用する際には、医療広告ガイドラインをはじめとする法令遵守と、SNS特有のリスクマネジメントが不可欠です。ここでは、整形外科がInstagram運用で注意したい5つのポイントをご紹介します。

①医療広告ガイドラインの徹底遵守

SNSでの情報発信は、その目的や内容によっては「広告」と見なされます。厚生労働省が定める医療広告ガイドライン(景品表示法を含む)に抵触しないよう、細心の注意が必要です。Instagramで情報発信する場合、次のような禁止事項や要点をしっかり認識して、運用しましょう。

虚偽・誇大な表現の禁止「確実に治る」「〇〇専門医が保証」など、事実と異なる、または優良誤認を与える表現は厳禁
ビフォーアフター画像の原則禁止治療効果の誤認を与える可能性があるため、原則としてビフォーアフター(治療前後の比較写真)は禁止
限定解除の要件医療機関のアカウント自体は、一定の限定解除の要件(自由な意見交換を可能とする設定、連絡先の明記など)を満たせば、情報の公開が認められるが、個別の投稿内容がガイドライン違反でないか常にチェックが必要

②責任者の明確化と運用体制の構築

情報の誤発信やガイドライン違反を未然に防ぐため、SNS運用責任者を明確に定め、投稿前のチェックフローを構築する必要があります。とくにインスタでは、ストーリーズやリールなどの即時性の高いコンテンツも多いため、スピードと正確性を両立させるためのルールを事前に策定しておくことが重要です。

③コメント・DMへの対応ポリシー

患者さまからのDM(ダイレクトメッセージ)やコメントで、具体的な症状に関する相談が寄せられることがあります。これに対し、SNS上で個別の医学的な診断や治療方針を示すことは、原則NGです。「個別の診断はできかねます。詳細は来院のうえ、医師にご相談ください」といった定型文で対応するポリシーを徹底し、医療事故のリスクを管理する必要があります。

④個人情報・プライバシーの保護

患者さまやスタッフの顔、個人を特定できる情報(手術室のスケジュールボードなど)が意図せず画像や動画に映り込まないよう、細心の注意を払う必要があります。スタッフが出演する場合、本人の同意を得ることはもちろん、退職後の肖像権や動画の取り扱いについても事前に取り決めをしておくと安心です。

⑤炎上リスクとネガティブコメントへの対応

SNS運用には、誤解や批判による炎上リスクが伴います。ネガティブなコメントや批判的な意見に対しては、感情的にならず、削除せずに真摯に対応する姿勢が重要です。建設的な意見は今後の改善に活かし、不適切な誹謗中傷に対しては適切な対応をとるためのマニュアルを用意しておきましょう。

医療広告ガイドラインの詳細な規定と違反事例については、以下の記事を参照してください。

【徹底解説】整形外科のための医療広告ガイドライン対策

Instagram活用事例5選

ここでは、実際にInstagramアカウントを積極的に運用している整形外科の具体的な事例を5つご紹介します。

【活用事例1】京都大学医学部附属病院 整形外科(京都市左京区)

https://www.instagram.com/kyodai_seikei

アカウントkyodai_seikei
運用コンセプト大学病院の整形外科という高度な専門性とアカデミアとしての役割を活かし、「最新の研究成果と専門性の可視化」をコンセプトに運用。投稿は、画像を中心とした疾患の解説、専門分野の紹介(脊椎、関節、スポーツなど)、そしてドクターの活動報告が中心です。若手医師や医学生、そして専門的な治療を求める患者さまをターゲットに、世界水準の医療を身近に感じてもらうことを目指しています。一般クリニックとは一線を画し、権威性と教育的コンテンツの提供に重点を置いています。

投稿例

投稿URL内容
https://www.instagram.com/p/C76ziaYBQFt/TKA(人工膝関節置換術)における手術手技の向上を目指した研修の動画です。若手医師や研修医が、実際の骨格モデルや最新機器を用いて、正確な人工関節の設置技術を習得するトレーニング風景を伝えています。こうした投稿は、病院が「常に最新の技術を追求し、質の高い医療人の育成に注力している」という強いメッセージを患者さまやほかの医療機関に届けます。集患という点では、高度な治療を求める患者さまに対し、病院の技術力と信頼性を証明するブランディングとして有効です。
https://www.instagram.com/p/C84VH9DhQ9e/若手医師が模擬骨を用いて人工股関節の設置位置や手術アプローチを学ぶ、THA(人工股関節置換術)における模擬トレーニングの様子を動画で伝えるコンテンツです。この投稿は、大学病院として先進的な技術を研究するだけでなく、それを次世代の医師へ確実に伝承しているという、アカデミアとしての責任感をアピールしています。患者さまから見れば、「経験豊富なチーム体制で診療にあたっている」という安心感につながり、高度な股関節治療を求める患者さまへの信頼性を高めるブランディングにも貢献しています。
https://www.instagram.com/p/DQoWwVKE_JK/このコンテンツは、手術室(オペ室)という医療機関の中でもとくに緊張感が伴う場所の裏側を、コミカルな「あるある」をアニメタッチの動画で発信することで、ユーザーの親近感を引き出すことを目的としています。手術室のスタッフが、プロフェッショナルでありながらも人間的な側面を持っていることを強調し、「慣れてきた」ことによるちょっとしたエピソードを通じて、職場の雰囲気の良さを伝えています。

成果や成功ポイントの解説

京都大学整形外科のInstagramアカウントは、ターゲットを明確に「同業者・医学生・重症患者」に絞った専門性の高いコンテンツ戦略がポイントです。一般クリニックのような親近感の追求よりも、情報源としての信頼性を優先していて、同業の整形外科医からの紹介(リファラル)を促し、大学病院の専門外来機能の周知に貢献しています。専門性の高い模擬トレーニングの様子などは動画で、論文やデータ解説には画像とテキストで発信するなど投稿内容ごとに切り替えることで、情報を届けやすく運用している点も秀逸です。

>>京都大学医学部附属病院 整形外科の詳細はこちら

【活用事例2】一般社団法人 隆起会(大阪府大阪市ほか)

https://www.instagram.com/ryuuyuukai

アカウントryuuyuukai
運用コンセプト複数のクリニックを運営する医療法人として、「法人全体としての安心感と、スタッフの連携」をコンセプトに運用しています。投稿は、各クリニックのイベント、スタッフ紹介、そして法人全体で取り組む地域医療への貢献に焦点を当てています。「複数の施設が連携して患者さまをサポートする体制」をSNS上で可視化することで、個別のクリニックだけでなく、法人全体としてのブランディングと採用活動への寄与を目指しています。

投稿例

投稿URL内容
https://www.instagram.com/p/DBLqLiLydUZ/採用ブランディングを目的としたショート動画です。法人内の複数のクリニックで働く医師、看護師、理学療法士などのスタッフが、笑顔で活き活きと仕事に取り組む様子や、充実した研修制度、チームワークの良さなどをテンポ良く紹介しています。整形外科クリニックの経営において、優秀な人材の確保は喫緊の課題です。隆起会は、Instagramのリール機能を活用し、文字情報だけでは伝わらない職場の魅力を視覚的に訴求することで、求職者に対し「この職場で働きたい」というポジティブな印象を与えています。これは、医療機関の経営安定に直結する、戦略的なSNS活用事例です。
https://www.instagram.com/p/C-zw64gzydp/クリニックのチーム医療の魅力と、働く人の視点を伝えることを目的としたショート動画です。女性の理学療法士に仕事へのやりがい、職場の雰囲気、メッセージなどを一問一答のインタビューで聞いています。採用目的の投稿なので、投稿文の最後には求人情報リンクを設置。#医療系学生さんと繋がりたい、#働き方革命、#働きやすい職場といった採用関連のハッシュタグを入れて、職場に興味が湧いた求職者の行動を促すような動線ん設計を心がけています。
https://www.instagram.com/p/C4uN2Xwv2e5/?img_index=1医療法人としての理念や運営方針を伝えるコンテンツです。画像と詳細なテキストを用いて、単なる病気の治療に留まらない、患者さま中心の医療提供や地域社会への貢献といった法人の核となる価値観を解説しています。全スタッフが共有する経営理念を明確にし、法人全体としての信頼性を強化しています。患者さまにとっては、クリニックの根幹にあるホスピタリティや治療方針を理解できるため、安心感につながり、集患の効果が期待できる好事例と言えるでしょう。

成果や成功ポイントの解説

成功のポイントは、法人としての安定感と個別のクリニックの親近感を両立させた点です。組織全体をブランディングの対象とすることで、個別のクリニックの集患力を底上げしています。また、スタッフを主役とした投稿が多く、医療従事者の採用という、整形外科経営における重要な課題にもSNSでアプローチしている点が成功のカギです。

>>整形外科おおたきクリニック(一般社団法人 隆起会)の詳細はこちら

【活用事例3】女性のための整形外科 かおるこHappyクリニック(東京都千代⽥区)

https://www.instagram.com/kaorukohappyclinic

アカウントkaorukohappyclinic
運用コンセプト「40代からの女性のための骨活・美姿勢」をコンセプトに、女性院長が発信する専門アカウント。ターゲット層である40代以降の女性とその娘世代に響くよう、骨粗しょう症や脊椎の悩みを、流行りの音源やショートドラマ形式のリールで分かりやすく解説。「80歳でハイヒール」を合言葉に、整形外科の堅いイメージを払拭し、気軽に相談できるクリニックとしてブランディングを強化。とくに、骨密度検査の重要性をカジュアルに啓発することに注力しています。

投稿例

投稿URL内容
https://www.instagram.com/p/DITFa33T8_m/新生活応援キャンペーンと題して、以前に好評だったメニューの新キャンペーン情報を発信する投稿です。自由診療サービス「美(ビューティー)プラチナ注射」の成分と効能効果を紹介しています。「髪の毛にハリとコシが出てくる」「アンチエイジング」といった女性特有の悩みにアプローチする具体的な効果を示し、明るいピンクカラーを多用した目を留めるデザインを採用。美容・健康分野で潜在ニーズを持つユーザーへアピールしています。
https://www.instagram.com/p/DBq1Ki-ygLu/女性の骨の健康や美姿勢に関する専門知識をまとめた院長の著書『ドクタークロワッサン かおるこメソッド骨活本』の出版記念として開催したインスタライブの告知です。インスタライブは、40代以降の女性ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取っており、骨粗しょう症など女性特有の悩みに寄り添う共感力を伝える絶好の機会と言えるでしょう。ゲスト2名を招いた対談ライブという内容で、配信日時・ゲストプロフィール・写真を入れて、ひと目でどんなインスタライブかが分かる投稿です。
https://www.instagram.com/p/DIYeXoeytDf/?img_index=1「小児の睡眠障害」に関する歯科医会の学術集会に参加したことを報告する投稿です。一見すると、整形分野と関わりがない投稿のようですが、医療への情熱と知識のアップデートを続ける院長の勤勉な姿勢をブランディングすることで、クリニックの信頼性とドクターの人柄を同時に高める効果があると言えるでしょう。医師会の先生方との交流やスイーツを楽しむ姿の写真を使うことで、柔らかい印象を与えています。

成果や成功ポイントの解説

成功ポイントは、女性院長という強力なパーソナリティを前面に出し、ターゲットを「女性の骨活」に徹底的に絞った点です。これにより、潜在患者からの共感と信頼を一気に獲得しています。ストレッチや予防体操動画が保存されやすく、フォロワー外へのリーチを拡大する効果が期待できます。Instagramで親近感を与え、より詳細な情報を求めるユーザーをクリニックのWebサイトへ誘導し、予約や問い合わせなどにつなげています。

>>女性のための整形外科 かおるこHappyクリニックの詳細はこ

【活用事例4】東京先進整形外科(東京都調布市)

https://www.instagram.com/toru_omodani

アカウントtoru_omodani
運用コンセプト「最先端の再生医療と高度な専門性を分かりやすく伝える」ことをコンセプトとし、自由診療や専門性の高い治療を求める患者さまに特化してアプローチしています。投稿は、画像やリールで再生医療の原理やメリット、治療前後の患者さまの不安を解消する情報が中心。治療費が高額になる可能性のある層に対し、医療の質と価値をインスタ上で丁寧に説明し、信頼を得ることを重視しています。

投稿例

投稿URL内容
https://www.instagram.com/p/DQlrJVekt8w/?img_index=1院長が専門学会で講演を行った様子をレポートとして届ける投稿内容です。学会での講演風景や発表資料の画像を活用した投稿は、ドクターの学術的な権威性と最新の医療知識への精通度を、ダイレクトにアピールできるため、高額な自由診療や先進的な治療を専門とするクリニックの集患戦略として有効です。他院との差別化にもつながり、クリニックの信頼性とブランディングを大きく向上させる好事例です。
https://www.instagram.com/p/C7MXkobBBQ2/パリオリンピックで金メダルを獲得した体操競技選手の岡慎之助さんと院長が並ぶ写真を投稿し、診療に来てくれたことを伝えています。院長は高校時代から岡選手を支えてきたというストーリーがあり、この1枚の写真がクリニックと院長の信頼性と社会的な認知度を劇的に高めています。オリンピック選手が通っているという事実はブランディング効果絶大で、スポーツ整形の技術が高いことをユーザーに広く知らしめる内容です。
https://www.instagram.com/p/Cice3JHrYIt/?img_index=1画像を用いて先進治療法を解説している投稿です。体外衝撃波治療という整形外科の中でも比較的新しい治療法に焦点を当て、その適応疾患や治療のメカニズム、期待できる効果を画像(カルーセル)と分かりやすいテキストで説明しています。自由診療の治療を含むクリニックにとって、提供する医療サービスの具体的な内容を透明性高く伝えることは、患者さまの意思決定に不可欠です。治療内容の専門性を明確にすることで、「どこに行っても治らなかった難治性の痛み」を抱える患者さまの集患を強く意識しています。

成果や成功ポイントの解説

成功のポイントは、ターゲットを明確に絞り、その不安を解消するコンテンツに徹している点です。インスタの画像やリール機能を使い、先進医療という目に見えにくい治療法のプロセスや効果を視覚化し、信頼性を高めています。高額な自由診療における情報公開の透明性が、競合クリニックとの差別化要因となっています。

>>東京先進整形外科の詳細はこちら

【活用事例5】枚方東整形外科病院(大阪府枚方市)

https://www.instagram.com/hirahiga_orthopedic_hospital

アカウントhirahiga_orthopedic_hospital
運用コンセプト「地域の中核を担う整形外科病院としての信頼感」と「病院全体の明るい雰囲気」を伝えることをコンセプトに運用。病院という規模の大きな組織のSNS運用として、画像投稿では医療情報、リールやストーリーズではスタッフの日常や病院内の季節の様子など、多様な視点から病院の魅力を発信しています。整形外科領域の幅広い集患と、採用ブランディングを目的としています。

投稿例

投稿URL内容
https://www.instagram.com/p/DOGBOLREhlB/ドクターの人柄に焦点を当てたコミカルな動画、または画像コンテンツです。「ドクターは気難しい」「整形外科医は寡黙な人が多い」といった一般的なイメージに対し、「実はみんな優しい」というポジティブなギャップを打ち出す内容です。病院のドクターやスタッフが、笑顔で親しみやすい表情を見せたり、ユーモアを交えたりする様子を共有していると考えられます。枚方東整形外科病院のような大規模な病院にとって、SNSでドクターの人柄をアピールすることは、医療の敷居を下げ、地域住民に安心感を提供するために重要と言えるでしょう。
https://www.instagram.com/p/DMZ340EyylR/「包帯のズレ方検証!実際どうなの?という事で検証してみました」というテキストとともに、コミカルなショート動画で見せるコンテンツです。リハビリスタッフが、患者さまの日常生活で起こりやすい「包帯がずれてしまう」という悩みに着目し、亀甲帯と螺旋帯という異なる巻き方の包帯が激しい動作でズレるかを検証。この「検証型」コンテンツを通じて、患者さまの視点に立ったきめ細やかなサポートを提供していることをアピールしています。
https://www.instagram.com/p/DKtubOkyH9n/レントゲン写真を用いた専門知識クイズという内容です。病棟看護師3名がクイズの回答者として登場し、親しみやすさを前面にアピールするのが目的です。整形外科の治療において、レントゲンは患者さまにとってもっとも身近な検査のひとつです。この事例は、そのレントゲン写真をクイズの題材にすることで、専門的な知識を一般の患者さまにも専門知識への興味を持たせ、病院への関心を高めています。枚方東整形外科病院のスタッフの魅力と専門性を両立させた、集患とブランディングに効果的なSNS活用事例です。

成果や成功ポイントの解説

成功のポイントは、病院の規模感と地域密着性を両立させた情報発信です。インスタの画像やストーリーズで病院の日常や人の魅力を伝え、堅苦しいイメージを払拭。整形外科の幅広い患者層(小児から高齢者まで)に対応できる総合的な病院機能を、SNSを通じて分かりやすくブランディングしています。これにより、地域住民からの認知度と信頼度をバランス良く高めることに成功しています。

>>枚方東整形外科病院の詳細はこちら

整形外科がInstagram発信を成功させるコツ

前述の成功事例から、整形外科クリニックがInstagram(インスタ)を活用して集患とブランディングを成功させるためのポイントと運用のコツを解説します。

客観的な実績と権威性を証拠とともに可視化する

ドクターやクリニックの実績を、客観的な証拠(学会、メディア、治療件数)とともに画像で公開していますか?

事例1(京都大学)や事例4(東京先進整形外科)のように、学会講演やニュース番組での取材といった第三者評価による専門性の高さをアピールしましょう。これらの活動報告を画像や動画で透明性高く公開することが、高額な自由診療や先進医療を求める患者さまへの信頼性と集患に直結します。

「保存」される実用性の高いコンテンツに注力する

ユーザーが「あとで見返したい」と思える、実践的なストレッチやセルフケア情報を定期的に発信していますか?

Instagramのアルゴリズムは、「保存」されたコンテンツを高く評価し、広範囲に拡散します。事例5(枚方東整形外科病院)の「検証型」投稿や、事例3(かおるこHappyクリニック)の「骨活」ハウツーのように、整形外科領域特有の実用的な情報をリールやカルーセルで提供することが、アカウントの認知度と集患力を高めるでしょう。

集患と同時に採用ブランディングを意識する

SNSを集患だけでなく、採用ブランディングにも活用し、スタッフの人柄とチーム医療の魅力を伝えていますか?

事例2(隆起会)や事例5(枚方東整形外科病院)のように、スタッフインタビューや研修風景を公開することで、「生き生きと働ける職場」であることをアピールし、採用競争力を高めることができます。集患と人材確保はクリニック経営の両輪であり、Instagramはその両方を効率的に担えるSNSです。

Instagram運用は「専門性の可視化」と「共感を生む親しみやすさ」の両立がカギ

Instagramは、画像と動画を通じて整形外科の専門性と集患力を高めるうえで、不可欠なプラットフォームです。成功のカギは、「専門性の可視化」と「共感を生む親しみやすさ」という2つの要素を両立させることにあります。

また、「検索ツール」として活用されることも多いInstagramは、スポーツ障害や姿勢の悩みを持つ若年層を新たに開拓するにはうってつけのツールと言えるでしょう。
ドクターの専門性と親近感を両立させたブランディングは、競合他院との明確な差別化を生み出し、集患力を高めます。医療広告ガイドラインを遵守しつつ、若年層へのアプローチを強化することで、クリニックの将来的な経営基盤を盤石なものにしましょう。

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